フリーランスエンジニアはコロナで影響あり?なし?業界の実情と今後について


このページではフリーランスエンジニアとコロナの影響について解説していきます。
本文章は常駐型で働くフリーランスエンジニアが執筆しております。
現場の状況と所感をリアルにご説明していこうと思いますので、何かの参考になれば幸いです。

結論:フリーランスエンジニアはコロナの影響がかなりにある

まずは結論からいうとフリーランスエンジニアにとってコロナの影響はかなりあります。
実際にプロジェクトが途中で終了になったり、これから予定していた案件が白紙になったりするケースが多数見られます。
まずコロナがここまでIT業界に影響を与えている理由について説明させていただこうと思います。

先行きが不透明である

まずはコロナの先行きが不透明であるという点が非常に大きいです。
都内の緊急事態宣言は5月一杯で解除されそうな様子ですよね。
ただし、6月以降に再度緊急事態宣言が発令されないとは言い切れませんし、感染者数が今より増加しない保証はどこにもありません。
何しろ我々が戦っているコロナというのは人類が今まで出会った事のない未知のウィルスです。
誰にも将来が予想できない以上、全ての事に慎重にならざるを得ません。
今後の感染状況をみながらコロナとの付き合い方を模索していくというのがほとんどの企業のスタンスです。
フリーランスエンジニアの稼働というのはいうまでもなくクライアントの方針次第ですので、
様子をみながら今後働くしかないというのが現状です。

本業がヤバい企業も多い

コロナで本業がヤバくなってくる企業が多い点も見逃せません。
特にオフライン事業が主力であったり店舗型来店型の企業は尋常でない痛手を負っています。
彼らはまず倒産せずに生き残ることが最重要テーマであり、IT分野へ予算を割く余裕などあるはずがありません。
もちろんそれ以外の企業も例外ではありません。
全ての経済活動は連鎖しておりますので、いずれにせよコロナの影響でリスクが高まることは間違いありません。
少なくともIT分野に積極的に投資をする企業はしばらくはいないはずです。

常駐型フリーランスエンジニアのコロナの影響について

次に駐型フリーランスエンジニアのコロナへの影響について説明させていただきます。
冒頭でもご説明させていただきましたように、私は現役のフリーランスエンジニアです。
今の現場で起こっていることを私の体験談ふまえてお伝えさせていただこうと思います。

5月や6月で契約終了となる企業は結構多い

コロナの影響で5月や6月でフリーランスエンジニアとの契約を終了とする企業は結構多いです。
今まで経験のない緊急事態であることは間違いありませんので、一旦プロジェクトは解散orペンティングにしようという判断です。

当然ながらプロジェクト解散により常駐型のフリーランスエンジニアは次の現場を探す必要があります。
そんなこんなで5月終了や6月終了のフリーランスエンジニアがかなり市場にでてきている印象です。

経験者やベテランSEは安泰

とはいえ、経験者やベテランSEの場合は安泰です。
契約終了になったとしてもあまり影響を受けず人を欲している現場は多数あるからです。
多くの常駐型フリーランスエンジニアは半年~年単位で現場を変更します。
その現場を変更するタイミングが今きた、というだけでまたエージェントで案件を探し別の現場に参画すれば何の問題もないわけです。

そういった意味でコロナの影響を受ける現場も多いですが、経験者のSEであれば全く問題なく次の現場があるというのもまた現実です。

若手やロースキル案件は動きが渋い

一方で苦戦しているのが若手エンジニアやロースキルエンジニアです。
若手やロースキルの常駐型フリーランス案件はもともと経験者向けの案件よりも少ない傾向にあります。
ただし長期的な参画を見越し教育前提で契約をする現場も意外とあります。
しかしコロナの影響でそういった案件がほぼ止まってしまっているのです。
少し考えればわかるように先行き不透明なこの状況で先行投資で若手を向かい入れる現場はかなり少ないためです。

おそらく若手向け案件も少しずつ本来の状況に戻ってくるとは思いますが、2020年5月現在ですとそのような状況が続しております。
ちなみにそういった事もあり、SESで若手を大量に抱えている派遣会社はかなり大変な状況になっているようです。

リモートワークの割合について

コロナによってリモートワークや自宅作業に切り替えを行っている企業は多いです。
その割合は8割~9割程度です。
残りはどういった場合かというと、障害対応や運用保守の場合リモート対応が難しいケースです。
特に金融機関はほとんどリモートワークにはなっておりません。

常駐型フリーランスエンジニアのコロナ後の将来はどうなる?


では最後にコロナ後のフリーランスエンジニアの需要について予想させていただきます。
そもそもコロナがいつ収束するのか、ということも不明なのでざっくりとした予想にはなってしまいますが
今感じていることをお伝えます。

フリーランスエンジニアの需要は高まる可能性が高い

コロナ後はフリーランスエンジニアの需要が高まる可能性は高いとみてます。
大手がバタバタ倒産しているのをみて企業は「正社員を雇用するリスク高くね?」と改めて感じています。
現にコロナ後は正社員の採用をストップしているIT企業がほとんどで、数年はその状況が継続すると思われます。

一方でフリーランスエンジニアについてはどうでしょうか。
フリーランスエンジニアは企業からしたら雇用リスクがありません。
景気が悪くなったり会社の経営状態が悪くなったらスパッと切れますので非常に使い勝手がいいのです。
コロナを経験して、企業からは今後リスクヘッジの意味で外注の派遣社員やフリーランスエンジニアの需要が高まると見ています。

リモートワークの割合が高まる

コロナ後はリモートワークの割合が高まる可能性も高いと思います。
つまり企業は「わざわざ出社しなくても業務は回る」ということに気がついてしまったのです。
そうなるとわざわざ都心の一等地のオフィスを構えて年間億単位の家賃を払うことはリスクでしかありません。

もとよりITエンジニアはリモートワークとの相性が抜群の職種です。
社員の監視や管理をするシステムさえ運用できれば、リモートワークでも全く開発業務は問題なく遂行できます。
コロナ後のIT業界は徐々にリモートワーク重視の方向にシフトしていくのではないでしょうか。

週2、週3という案件が増える可能性もある

常駐型のフリーランス案件では週2、週3のような案件が増える可能性があります。
それはコロナ後スキルの高いフリーランスエンジニアの需要が高まり、奪い合いになるから。
今までは常駐型の場合、一つの現場にフルコミットする必要がありました。
ところがリモートワークの広がりとフリーランスエンジニアの需要の高まりで必ずしもフルコミットする必要がない案件が増えてくるのではないかと考えております。

フリーランスエンジニアがコロナ真っ最中に考えたこと
最後に著者がコロナ真っ最中に考えたことをお伝えします。
コロナを通じて今後フリーランスエンジニアがどうあるべきか?と感じたことなので
何かの参考になれば嬉しく思います。

ITエンジニアは恵まれている

まずコロナを通じて感じたのは「ITエンジニアは恵まれている」ということです。
飲食や観光業など他業種がバタバタ倒産していることを比較するとITエンジニアの影響は微々たるものです。
もちろん影響はありますが、職種自体がピンチになってニッチもサッチもいかなくなるようことはまずなさそうです。
これはIT技術自体が社会インフラになっていることやオンラインで仕事が完結できるという特性が大きいと思います。

ただし、これは全て運です。

たまたまこの仕事を選んでいなかったからで他の仕事であれば仕事がなくなりリストラにあっていた可能性も充分ありえます。
ITエンジニアという仕事は恵まれているということに感謝しながらこれからも頑張って働き社会に貢献しようと感じました。

人脈は大事

著者自身が痛感したのが人脈の大切さです。
プロジェクトが急遽終了になった時に声をかけてくれる企業や知り合いが複数いたことで、収入的にも精神的にも助けられました。
今後も人脈を大事にしていきたいと思いました。

IT以外にも収入源を作ることの大切さ

ITエンジニアは圧倒的に恵まれております。
ただしコロナで感じたのは今後何が起こるかなんて誰にもわからないということです。
特にフリーランスという仕事をしている以上自分の身は自分で守らなくてはいけません。

もしかしたら明日交通事故にあってITエンジニアとして働くことができなくなってしまう可能性だってあるわけです。
そう考えると不動産や株式投資、他の事業を手掛けてIT以外にも収入源を作る必要があると強く感じました。

まとめ

フリーランスエンジニアとコロナの影響について解説させていただきました。
今後どのような社会になっていくのかはまだまだわからない部分が多いですが、ITエンジニアや世の中の人が

少しでもハッピーになれればいいですよね。

コメント